第3話「四天王の攻勢」


148 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:13:15 ID:???
3.四天王の攻勢

=ひたちなか博物館=

数々の展示品が保管されているこの場所に、1人の男が…


n「さーて。ちゃっちゃと仕事すませて帰るか〜…例のアレは…どこだ」

正面玄関から堂々と入る。迷うことなく目標に手を伸ばす。

……―妖刀村正


nは振りかざした拳でガラスを叩き割り、村正を手にする。

n「楽勝w」
警備員達「?!まて!止まれ!」
n「うはwww早速見せてもらうか。村正の力をっ!!!」

150 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:14:26 ID:???

=喫茶御子柴=
ニュースキャスター「先日、ひたちなか国立科学博物館に不審な男が侵入、展示品の日本刀・村正を…」
御子柴「おいおい。もっと他に貴重な物なかったか?あそこ」
マコト「刀マニアなんじゃね?」
修一「しかし暇ですな。うぇぶくん達はまだ特訓終わらないんですかね?」
御子柴「もう少しだと思うんだけど…」
マコト「この店いつも俺たちと美和村しかいねーじゃねーか。大丈夫なのかマスター」

  カラン…

御子柴「いらっしゃい」
お客は布に包まれた長い棒状な物を手に持ち、店内を見回している。

御子柴「お帰りなさいませ、ご主人様…じゃねーよwwwいらっしゃい。何にする」
男「ん〜。んん〜。コーヒーでいいかな。うん」

157 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:21:44 ID:???
やべ…抜けてた


>>150と>>151の間にこれを入れてお楽しみください
orz



御子柴「変な奴だったなぁ。あんな長い包み持ってさ。うなってたしな」
修一「…!思い出した!1!!111!!!」
マコト「どしたの?」
修一「あいつ四天王のnだ!!!11!!!!!!1」
御子柴、マコト「ナ、ナンダッテー」


151 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:15:11 ID:???
マコトと修一は店を飛び出した。
マコト「はっ!ちょうど退屈してた所だぜ!!」
近くの空き地に差し掛かると、先ほどの男の姿があった

マコト「おい!四天王!いい度胸だな!敵情視察か!?」
修一「マコト君…そんなに刺激しちゃ…」
n「おぉ〜。君らオフレンだったのか。ベルから聞いていたのとはちょっと違うな」
マコト「いいから来いよ。今ここでお前を潰してやる!」


イン!ロウ!


n「あ〜あ。面倒になっちゃったなぁ。このまま基地に帰ろうと思ってたのに…
仕方ねぇ…面倒ついでにこいつをちょっと試してみるか」


村正が顔を覗かせる。
刀身を艶めかしく光せて。

取り出した村正を片手でまっすぐ振り下ろす…
刀の軌跡は空間を割り、その闇を広げ、得体の知れない生物を産み出す。


修一「こ、これは……」
n「幻獣ってのかな?召喚したのさ。村正が妖刀って言われているのはこいつ等を呼べるからなのさ」

152 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:16:00 ID:???
幻獣は怪しく光り見上げる程の大きな塊であった。
触手が至る所に向かい伸びている。


マコト「はっ!雑魚が!こんなでくの坊で俺たちを倒せると思ってるのか!」
マコト「茨スラッガー!!!」


幻獣は瞬く間に真っ二つになり、息絶えた。


n「あ〜あ。やっぱ一体じゃぁ無理だったかねぇ。」
マコト「こんなの何体いたって敵じゃねぇ!!!」
n「あら、そうかい?じゃぁお言葉に甘えて…」


nは村正を幾度となく振り回す。
大きく割れた空間からは、10…いや30体はいるであろうか。
見るもおぞましい幻獣が出てきた。

154 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:16:32 ID:???
マコト「チッ…何体いようと同じだ!行くぞ!!!」


   ズルッ
      
マコト「…!?」
n「だははwwコケてるヒマはねぇぞ!!!」

倒れた幻獣に躓き、体制を崩したマコトに鋭い爪が襲いかかる

修一「…マコト君!!」
修一は慌てて幻獣に向かった。

修一「白菜ストラッシュ!」


30体入るであろう幻獣は、白いベールに包まれ跡形も無く粉々に砕け散った。


n「さすがオフレンだねぇ。んじゃ今日はこのあたりで。さよなら、さよなら、さよなら。」

マコト「古っ!ってか待て!」


nは村正を使い空間を断裂させ、その闇に消えていった…

155 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/26(水) 21:17:28 ID:???
=秘密結社デスイバー=
n「ただいま〜。いやぁオフレン強いねw」
背徳「貴様!負けっぱなしで帰ってきたのか!!!」
n「んなことぁどうでもいいじゃん!実はいい計画があるんだよ」

…
……
………

背徳「なるほど、それは面白い。早速行動に移してもらおうか」


=緊急対策本部=
左近「おい、ch君。あれはどうなった」
ch「あぁ、あれねぇ。あと少しです。でも大きすぎ;;。自分で設計したくせにびびったw」
左近「あれは切り札だ。一刻も早く完成させてくれ」
ch「りょ〜か〜い☆」
左近「しかし村正の存在…あれが気になる…」


その頃、県東のとある森で一本の剣が輝きを増していた…


オフレン第3話 −完ー

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