第1話「オフレンジャー、決す!!」
643 名前:続き誰か頼む[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 16:14:46 ID:???
★茨城戦隊★
オフレンジャー!!!
=第1話=
オフレンジャー、決す!!
―喫茶・御子柴―
美和村『よぅ!やってるかい?』
御子柴『いらっしゃ…何だまたお前かw開店前だが…まぁ座れ』
美和村『んな事よりおやっさん!今日のニュース見たか?
この近所で、子供ばかりが狙われる事件が多発してやがるんだ』
御子柴『そりゃ初耳だ。物騒になったなぁ…』
当たり前にある幸せな日々。この日々が、ずっと続いていくんだと信じてた。
―…昨日までは…
645 名前:続き誰か(ry[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 16:27:21 ID:???
れん『今日のニュースをお伝えします。本日未明、茨城県石岡市○○で、
近所に住む鯖猫ちゃん(5)が何者かに連れ去られる事件が起こりました』
御子柴『オイオイ、○○ったらこの近所じゃねぇか』
美和村『……^^;』
カラン…
うぇぶ『おやっさ〜ん!今日の日替わりランチ何〜?』
美和村『お〜うぇぶ君!君の近所に住む鯖猫ちゃんが事件に巻き込まれたらしい…!!』
うぇぶ『…え?!鯖ちゃんが?!』
うぇぶは茨城県のワッフル大学に通う、正義感の強い大学生だ。
648 名前:誰か(ry[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 16:39:54 ID:???
カラン…
ナハ『うぇぶ君〜!走るの早いよぉ!やっと捕まえたっ』
ズニ『そんな焦らなくても、日替わりカレーは逃げねぇよww』
ナハナハとズンニチは、うぇぶと同じワッフル大学のクラスメイトだ。
うぇぶ『ちょ…お前ら…』
ナハ『どうしたの?』
うぇぶ『俺の近所の鯖ちゃんが…事件に…』
ナハ・ズニ『な、何だって―――?!』
649 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 16:52:23 ID:???
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
, i v y,i , .
_,-' ` " ` -
ソ` " '-_ _ _, -─── 、_ _
,ヘ - , -─v─- 、 ,-'" ヽ
- l"'`'""``!'n'i ; , .ミ 、_/ ニ三ミ〃三ー \._, / `ヽ
' / へ u u 'i ミ ィ ´ ,イ ハヽ ヽ \` `z / ヽ,
' / \ _∠ヽ ミ._ゞ // l ! l‖l l ヾ. ` ミ-. ,' ヾ;
| __ /==.l√o¬┐ イ/o¬ ミ_≧ 〃//イ.| ト| |│| l トl ヽ \.ゝ . l /⌒; _,_, -ヘ、,')`; i
| / |/ └=ニ ニζ ̄ヽ== (, ` ._,彡 ノ ,イ十-(、ヘハル;リ‐弋 ヽ ヾミ_ ._i l .i ', ノ/ .u t'て`t`ノノノ ノ_ .|
( | , _) |` _> ノ ノ ドニウ`ゞ` チ'セフ ヽ \<._..l ヽ、ソ'. `─' '",rz-t', ./
iY u __ l _≧ ノ ,イ } ト ヽ ≦. `; /:| ._ ',` '-'/ /
i l ./_⌒---]u l ,彡 ー !u ヒ_,. ハ ヽ三- ,'//::.:', , ' /
;;lヽ ( ⌒¬ ] / _三.ノ ヽ -─‐-、 ,ハ ヽ< / / :::::'., 、-‐、 //
l ;ヽ u丶___ / / ≧_ ノ |.\ ´ ̄" / | ハ ≦ / ::::::'.,  ̄ ~./
l ;;; 丶 =-- / _,.. -‐'イハ| \.___/ ト トゞー ', :::::::ヽ u /
┴ ;; u── / ルリ、 |ハゝl ', ::::: ── '"
ヽ ;; l / :|ヽ、 /| | ' , ::' ' / \
651 名前:誰(ry[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 17:11:58 ID:???
うぇぶ『おい!お前ら!手分けして探そう!』
ズニ『探すっても、どうやっt』
うぇぶ『良いから!とにかく捜すんだよ!(´;ω;`)』
バタバタ…
カランカラン…
御子柴『(……いよいよアレの出番かもわからんね…)』
658 名前:だ(ry[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 17:36:55 ID:???
うぇぶ『お〜い!鯖ちゃ〜ん!!』
ナハ『鯖ちゃ〜ん!』
ズニ『鯖〜!!』
うぇぶ『ダメだ…手掛かり無しじゃ…』
パコーン!パコーン!!
丁度3人はワッフル大学のテニスコート前に差し掛かっていた
奴隷『…貴様ら…デカい声出して何してやがる…』
奴隷はワッフル大学のテニス部部長で、大学一クールな男だ
うぇぶ『あぁ…丁度良かった!鯖が誘拐されたんだ!
捜すの手伝ってくれ!』
奴隷『…バカめ。何でこの俺が…』
ナハ『お願いっ!私達だけじゃ…力を貸して!奴隷くん!』
奴隷『…!ふん!どうしてもってんなら仕方ない。
言っておくが、お前らの為じゃなく鯖の為に手伝u…』
ズニ『わかったわかったwww頼りにしてるぜ大将!』
662 名前:(ry[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:09:21 ID:???
―…茨城県全域に広がる恐怖。弱者に向けられる悪の刃。
忌々しい何かが、動き出していた…
プー『四天王!四天王はいらっしゃるか?!』
大竹『何だよ〜騒々しいなや〜』
プー『邪気眼の素質を持つ者、連れて参りました』
n『何!よくやった!』
デル『…素質を持つって…そのガキがか?』
コツコツコツ…
背徳『素質を持つ者が、成人であるとは限らんよ』
プー『…背徳様!』
ドサッ
鯖『ひゃあッ!』
背徳『これで人柱は揃った…研究室へ連れていけ!!』
664 名前:)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:54:45 ID:???
案の定、鯖猫を発見できずにいる4人は
一旦‘喫茶・御子柴’へ帰ることにした
カランカラン…
御子柴『どうだ?見つかったか?』
4人『…………(´・ω・`)』
御子柴『まぁ無理は無い…ところでお前らに話がa…』
れん『速報です!茨城県上空に謎の巨大飛行物体が現れました!
我が茨城テレビの真上に向かって、謎物体が移動している模様!!
繰り返します!茨城じょu…ぅわ…こっちに!!うわ〜!!』
ザー―――…
ITKの放送はアナウンサーの絶叫と共に、途絶えた
666 名前:`)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 19:08:42 ID:???
うぇぶ『…何だよコレ…』
ズニ『な、何か…ドッキリじゃね?』
奴隷『んな訳あるか。ITKは日本一お堅いテレビ局だぜ?
こんな不謹慎なドッキリする訳ねぇよ』
ナハ『そんな…じゃ…これは…』
4人はワケが分からず、ただ顔を見合わせていた…
その時、マスター御子柴の表情が変わった。
御子柴『お前ら…ちょっと話を聞け。』
ズニ『何だよこんな時に』
御子柴『お前ら、日本政府には‘緊急特別対策本部’ってのが在ることは知ってるな?』
うぇぶ『…テロとか戦争時に発動する機関だろ?』
御子柴『…4人ともついてきなさい』
671 名前:A`)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 19:17:36 ID:???
4人とマスターは、喫茶店の奥に消えていった…
奴隷『…おいマスター…何なんだ、この空間は』
御子柴『この通路は、ずっと深い地下シェルターへと続いている』
ナハ『シェルター?一体何の為の…』
ズニ『何かすげーなw特撮映画見てるみたいww』
どれくらい歩いただろうか…
4人が地下の息苦しさを感じ始めたその時、
御子柴が重く立ちはだかる扉を開いた
御子柴『ようこそ、緊急特別対策本部へ』
674 名前:'A`)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 19:27:16 ID:???
うぇぶ『緊急…特別?』
御子柴が開けた扉の向こうは、広さが計り知れない程の
大きな研究室のようだった
ナハ『…何…コレ…』
御子柴『驚いたか…お前達、鯖ちゃんを助けたいか?』
うぇぶ『当たり前だ!何としても…助ける!!』
4人は、深く力強く頷いた
御子柴『その言葉を待っていたよ。
さぁ、案内しよう』
5人は研究室の、更に奥へと進んでいった…
677 名前:('A`)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 19:41:21 ID:???
研究室再奥の扉を開いた―…
中は大きい円卓…
中央には色黒の軍服を着た男と、何故かカレーを頬張る男…
御子柴『紹介しよう。こちらは緊急特別対策本部長・左近司令官だ』
左近『今回の事件で、君たちの知り合いが巻き込まれたらしいな…』
4人『…………』
左近『もし!君達に被害者を救える力があったとしたら…』
ズニ『俺達に力があれば…鯖を救えるなら!』
左近『その言葉を待っていた』
奥から白衣を着た研究員が、5つのリストバンドを持ってきた
ch『これが君達に力を与えてくれるよ☆』
678 名前:('A`)…[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 19:51:12 ID:???
奴隷『何だよ…このチンケなリストb』
ch『チンケじゃないっ!』
左近『君達には‘茨城戦隊・オフレンジャー’として、活動してもらう』
!('A`)('A`)('A`)('A`)?
左近『敵は近い!早速変身してもらう!』
ch『変身リストバンドの説明するね☆
まず全員、右腕にリストバンドを装着して☆』
4人は黙々とリストバンドを身につける
ch『次にリストバンドをした腕を「イン!」の掛け声と共に振り上げる』
ch『そしたら上げた腕を「ロウ!」の掛け声と共に前に突き出す。わかった?』
左近『君達だけじゃ不安だろう。そこにいるニシ君も連れて行きなさい。』
御子柴『敵はすぐそこだ!行け!茨城戦隊オフレンジャー!!!』
5人は敵を目指して、走った
679 名前:('A`)マトマンネ[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 20:00:44 ID:???
5人はITV屋上へやって来た。
巨大な飛行物体が、そこにあった
大竹『くふふ…やって来たな…』
うぇぶ『鯖ちゃんを返せ!!』
大竹『大事な人柱だ!そうは行かない!
そうだな…俺に勝ったら返してやってもいいぜ』
うぇぶ『くっ…』
ナハ『迷ってる時間はないわ!変身よ!』
5人は声を揃え、拳を振り上げる
5人『イン!』
固く握った拳を敵に向かって、突き出した
5人『ロウ!!』
その時、眩い閃光と共に彼らの姿が変わった
うぇぶ『茨城戦隊!』
5人『オフレンジャー!!!』
681 名前:('A`)[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 20:15:05 ID:???
奴隷『力が…みなぎる…』
大竹『何ブツブツ言ってやがるぅ!やっちまうぞ!』
大竹はナハナハに向かって行った!
ナハ『きゃあ!』
ナハナハが身を小さくした瞬間、何かが弾けた
大竹『ふべらっ』
うぇぶ『茨城ック!』
奴隷『納得拳!』
ナハ『黄門アロー!』
ズニ『アントラーズシュート!』
ニシ『熱々カレー噴射!』
大竹『く…糞…こんなはず…じゃ………』
アボ――――――ン!!
684 名前:('A`)ツカレタ[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 20:27:00 ID:???
鯖『みんな!』
うぇぶ『鯖ちゃん!』
ナハ『良かった無事で!』
ズニ『心配かけやがってw』
奴隷『…仕方ないから助けてやった』
ニシ『怪我も無いし、良かった!』
オフレンジャー最初の戦いは終わった。
また平和な日常を取り戻したかに見えた…
彼らの活躍を密かに記録する怪しい影…
たか『…茨城戦隊…だと?』
静かにシャッターを切る
===第1話・完===
690 名前:名無しさん?[nage] 投稿日:2006/07/21(金) 21:03:34 ID:???
文才あるなーw
>>685
プー「・・・ばかな?大竹様がやられただと!?」
n「なぁーに、あやつは四天王の名を冠すには程遠い未熟者よ。我が軍にとっては大した損失ではないwww」
ベル「茨城戦隊とやら、なかなかやるではないか」
背「クックックックッ・・・茨城戦隊よ!つかの間の喜びに浸っておるがよい!!」
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